白山の動植物や白山火山の成り立ち、白山麓の人々の暮らしや文化などを紹介する展示館。 映像はもちろん動物のはく製や大きな木の幹に触れたりもできる体験型の展示が多く、白山の自然について学び、体験することができます。 展示館の周辺には自然観察路が整備されており、土・日曜・祝日には白山自然ボランティアのスタッフが観察路を案内するガイドウォーク（無料）も行われます。

石川県側から入って最初に見える滝です。しりたか山を源流とし、急峻な山とその間に見える絹のように白い流れに特色があります。この滝は3段になっており、見る角度や水量によって姿を変えるところが面白く、秋の朝日が出る11時頃まで、滝の中程に虹を見ることができます。

石川県側から入って2番目に見える滝です。増水すると三味線の糸のように水流が3本に分かれることから、別名「三味線の滝」とも呼ばれています。昔、金を採掘したところで、ベニ石（赤石）がイボ状に岩に付いているところから、この名前が付いています。

石川県側から入って3番目に見える滝です。新緑の時期は水量が多く見応えがあり、紅葉時期は素晴らしい色合いを楽しむことができます。滝の上に大木をも沈めてしまう底なしといわれている釜型の淵があるところから、この名前が付いています。

蛇谷川峡谷を渡る唯一の橋。長さが70m、高さが45mあり、峡谷の風景を一層美しく際立たせています。大橋付近には溶岩が冷え固まってできる柱状節理が見られ、大橋のアーチ越しに眺める柱状節理の岩壁とそそり立つキタゴヨウマツ、とうくずれ谷の滝の景色は実に見事です。特に紅葉シーズンの眺めは格別で、山水画のようです。

石川県側から入って4番目に見える滝です。滝が5段になって流れ落ちることから「五重の滝」や「五色の滝」と呼ばれています。天然記念物 ニホンカモシカの生息密度が高いことから、この名前が付いています。

蛇谷園地駐車場（P4）から階段を10分ほど降りたところにあり、200年生ともいわれるブナやミズナラの天然林が広がっています。ここから姥ヶ滝。親谷の湯までの川沿いの遊歩道では蛇谷の清流を眺めながら散策できます。

「日本の滝100選」にも選ばれた姥ヶ滝は岩肌に沿って落ちる白く細い流れを老婆の白髪にたとえてこの名が付いたといわれています。滝の正面には天然の温泉「親谷の湯」があり、露天風呂や足湯に入りながら滝を眺めることができます。 また、近くには河岸から熱水が噴き出す様子や珍しい噴泉塔もご覧頂けます。

ふくべの大滝駐車場（P5）から蛇谷園地駐車場（P4）に向かう途中で隧道手前の右上に見ることができる雄大な滝。男性的な姿と姥ヶ滝の向かいにあることから、「姥（老女）ヶ滝」に対して「尉（老翁）ヶ滝」とも呼ばれています。

落差86mの滝は、時には水しぶきが道路にまでかかることもあり、沿道随一の名所です。 駐車場のすぐ近くに観瀑台があり、水が断崖を流れ落ちるダイナミックな眺めをまじかに見ることができます。道路が開設されるまでは地元の人ですら見る事のかなわなかった幻の滝で、上にもうひとつ大きな滝があることから、ふくべ（瓢箪（ひょうたん）の意味）と名づけられました。

国見展望台駐車場（P6）に隣接する、標高1,100m地点にある見晴らしの良い展望台です。白山を望むことができるほか、山腹を通るホワイトロードを一望することができる紅葉スポットの1つです。

白山展望台駐車場（P8）に位置し、白山の主峰（御前峰（2,702m）、大汝峰（2,684m）、剣ヶ峰（2,677m））が最もよく見える場所です。眼下にブナ原生林の樹海が広がり、新緑と紅葉を楽しむことができます。

標高約1400ｍ、岐阜との県境に近い石川県側にある駐車場。 周辺にはブナの原生林が広がり、駐車場越しに美しい白山を眺めることが出来る絶好の撮影ポイントです。三方岩岳へ登るトレッキングルートの起点にもなっており、その途中には 白山と三方岩岳双方が望めるふくべ上園地展望台があります。

栂の木台駐車場から徒歩25分ほどにある展望台からは、360度の雄大なパノラマが広がり、白山や三方岩岳が遠望できます。 平成30年、三方岩岳に通じるトレッキングルート（結びの古道）が新たに開設され、季節の花々や秋には紅葉のトンネルを楽しむことが出来ます。

三方岩駐車場（P10）から登山道を50分ほど登ったところにある標高1,736mの山です。白山や北アルプスの山々（立山、穂高岳、乗鞍岳など）や桂湖（ダム湖）などの360度広がる景色を楽しむことができるほか、登山道周辺ではニッコウキスゲなどの高山植物やブナの原生林などを見ることができます。三方岩岳は3方向（飛騨、越中、加賀）に向いている岩があることから、この名前が付いています。

白山白川郷ホワイトロードの最高地点（標高1,450m）に位置し、県境付近の岐阜県側にあります。ここから登山道を通って登り50分、下り40分程で三方岩岳山頂まで往復することができます。晴れた日には北アルプスを遠望でき、白山白川郷ホワイトロード内で一番早く紅葉が見頃を迎える場所です。

駐車場から木製階段散策路で徒歩10分、車椅子対応可能な舗装散策路で20分の位置にある広々とした木製の「白川郷展望台デッキ」からは世界遺産白川郷の山々が一望でき、天気の良い日には立山連峰などの山々が望めます。 運が良ければ、早朝、眼下一面に広がる白川郷を包み込む雲海に出逢えることがあります。 近くに広がるブナ原生林には、30分程で周遊できる遊歩道『ブナのこみち』があり、森林浴を楽しめます。 白川郷展望台は、天空ブランコ、多目的トイレ、景色を映すライブカメラを併設しており、いろいろな方に「お好みの景色」を「お好みのタイミング」で楽しんでいただけます。

白川郷展望台駐車場（P11）内にある有料区間内唯一の休憩施設の「雲海処・蓮如茶屋」には、飲物・軽食の他に各種の土産を販売しています。「情報ハウス」はホワイトロードだけでなく近隣の観光情報も取り揃えており、例年夏には「風鈴の館」として、『アツイまち・多治見市』とコラボで『風鈴の奏で』のイベントを開催、たくさんの陶器の美濃焼風鈴が涼し気な音色を響かせています。

「自然・地域との共生」をテーマに、白山山麓に広がる豊かな自然の中、将来を担う子供たちをはじめ白川郷を訪れる多くの方々に、専任のインタープリターが常駐し自然体験プログラムを提供、大人から子供まで楽しめる「体験型宿泊施設」です。